長年、こじんまりとした小規模なデザインオフィスを経営している者です。
この度、あまりにもロゴの案を納得して頂けないお客様がいて困っています。
かれこれ8回の修正を重ねているのですが未だ納得して頂けません。クオリティとしてはさほど問題ないと思っています。今までにもロゴ制作の案件にはたくさん関わってきたし、事務所のスタッフに見せても「これでダメって言われたんですか?」って感じです。
さらに困ってる事が、かなり突き詰めてきたはずの案を8回目の修正後に、「もっと、案が欲しい。デザインなんて質より量だろ?」と言い始める次第です。始めのヒアリングが悪かった訳でもないと思うので今更の路線変更「マジッすか!」って感じです。
こんなに修正があっても料金は増える訳ではなく一定です。(次回からはロゴにも修正回数付けようorz)
この際、もう外注にまわして「量」を作る方がいいかなと(経営的に考えて)思うのですが事業主の方はどう思われますでしょうか。もちろん、デザインする者として結構抵抗はあります。
みんなの回答 22 件
案件自体、断った方がいいんじゃないですか?
弊社ではお客様のご要望に応えることはできませんので、申し訳ありませんが辞退させていただきますということで。
事前に「3案まで。修正2回まで」等と決めておけはよかったですね。
上の方が書かれているように、断った方がいいでしょう。
料金はもらえなくてもいい勉強になったと思うしかないでしょう。
この手の客って断るときに「おまえ逃げるのか?」とか「仕事なめてるのか」とか煽ってくるんですよね。
修正は制作側にとってはしっかりコストになるので、限界を伝えても恥ずかしくないと思います。最悪、終わりが見えないようなら、途中でも限界を伝えて、他社に回すのも一手だと思います。それにかけたコストは回収できなくなるかもしれませんが、少なくともそれ以上のコスト負担はなくなりますよね。
サンクコストと思って。。
経営者ならば些末な事よりも総合的な経営判断が必要ですね
以前勤めていたWeb製作会社で、営業が見積もり書に「ホームページ製作一式・・・○○万円」と書いた為に、追加ページを数百ページというレベルで要求してきたお客様が居ました。
かなり無理な要求まで聞く事になりましたが、最終的には「ここまではします。ですがここ以上は弊社では致しかねます。」という線引きをし、なんとか解決に向かうかと思っていた所、お客様が契約違反だ、訴訟を起こすなどと言い始めたケースがありました。最終的にはある程度の無理を聞いた段階で終了となりました。
実際に訴訟を起こせばもちろんお客様側の評判にも問題が発生する為、実際に訴訟に発展する事はほぼありえないと思いますが。
今回のデザイン案の場合、「それではあと○案までは対応致しますが、その中で決めていただけない場合弊社では対応致しかねます」と、線を明確にするのが良いのではないでしょうか。
どっかで転売してるのでは…
撤退する場合、今までの制作物の著作権は自分のトコにある旨をちゃんと説明しないと、流用されちゃうからね!
おそらくクライアントは作って欲しいロゴのイメージを実は持っているんだと思います。ただそれを言葉でうまく説明することができないので、ドンピシャのものが出てくるまで作らせるつもりなんでしょう。このまま作り続けても意味がなさそうなので、再度ヒアリングをするべきでしょう。
企業のロゴを集めた年鑑など、国内や海外を含め、業種を問わず、実際の企業のロゴを多数用意してイメージの近いものを探って方向性を再度検討。ある程度の方向性を絞ったら制作するなどして、できるだけ無駄作業を省きながらヒアリングを重ねるべきかと思います。
この手の人達は発注している物の価値や、どれだけ手間暇が掛かっているのか理解できていません。
ボタン3個くらい押せば何でも出来ると思ってます。
私はプログラマですが、○○みたなサイト(システム)を10万円で、とか言う人達がいます。
本当はどれだけ大変な事なのか説明するべきなのでしょうが、技術的な要因が絡むので素人に説明した所で理解できる訳もなくスルーしています。
予算が大きければ説明に割く時間も考えますが、たかが数万の仕事では無理ですし、相手が理解したとしても予算感がかけ離れているため無理だね、で終了でしょう。
究極的に言えば はじめての○○ みたいな本を渡して、これで自分で何か作ってみて。としか言いようがありません。
私はイチイチ説明するのが面倒なので簡単な説明書的なものを作ろうか考えている最中です。
#工程とその意味、掛るコスト、必要な技術など
契約で縛るのも大切ですが、後で難癖を付けられるのも嫌でしょうし、どうでしょうか。
前置きが長くなりましたが、既に掛かっているコストに付いて説明して、ここで一度納品とする。
修正、別案に関しては別途相談&再契約にするのが筋でしょう。
ゴネるようなら成果物を全て引き上げて、料金も要らないから終わりにしましょうが無難です。
>「もっと、案が欲しい。デザインなんて質より量だろ?」
この発言からすると、ある程度分かってやっている節も見られるので、相当質が悪いです。
また一度無理難題を飲んでしまうと、クライアントとは対等ではなくなり、上下関係が出来てしまいます。
この辺りも経営者なら踏まえておいてください。
おそらくこれから先もそのクライアントが納得するロゴは出てこないとおもいます。
>「もっと、案が欲しい。デザインなんて質より量だろ?」
コスト感もなくこんなことを言ってる時点で、そもそも仕事とお金がどう回っているのか想像できない方ではないでしょうか?もしくは知ってて言ってる方かもしれませんが、どちらにせよ今回続けたとしてもこれから先、気持ちの良い取引ができるとは到底思えません。
あとは他の方が仰るとおり、予めどんな案件でもやるやらないのラインを引いて、リスクヘッジをしておくが大切かと思います。
そして質より量って仰るなら、クラウドソーシングのサイトでも紹介してそちらにまわしてしまえばいいんではないでしょうか?
自社で厳しいけど、今回の案件を取りに行きたいのであればここでコンペしてそれを出してみたらどうですか?
■ランサーズ
lancers.jp/
自社だけで簡潔しているから納得できなのであれば、自社のスタッフを苦しめないでコンペするといろんな案が出てくると思います。
参考程度にどうぞ。
「何案まで」「修正何回まで」と取り決めをしていない以上、無限に対応すべきだと考える人がいるようですが、決めていない以上そこまで対応しません、とも言えるわけですよね?
そんな相手を仮に最終的に満足させても、リピーターになられても有り難くないし、バッサリ切っていいと思います!
追加料金取れ。追加1案10万にすりゃ文句言わんだろ
うちの社長がこのクライアントと似てる・・・。外注のデザイナーさんに、初回から15案くらい出して当然!とか言い放ってたよ・・・もうこっちのスタッフも、申し訳なくていたたまれない。このクライアントも、「自分のイメージが明確に定まらない」「その日の気分で求めてるものが変わる」タイプなら辞退したほうがいいですよ。しゃぶりつくされますよ。(うちは結局、デザイナーさんと話し合って修正料をお支払いすることで合意した)
トピ主さんへ
どのように決着されたか、出来る範囲で教えていただければ嬉しいです。
同じような悩みはつきないので。
確かに量出すのは博報堂、電通のデザイナーの話を聞いていれば「毎回100安考えた」とか
ありますけど、その人達とは資本も環境も違うからなと自分に言い聞かせています。
私の会社でもありました。
色々な条件や環境、その人の考え方。答えなんかないような気もしますが
トピ主様は経営者ですので、他の方も言っているよう「修正料、訂正○回まで」が今後必要になってくると思います。私の場合は、これまでのデザイン費はいらないのでと案件を断りました。
あと「こういうデザインなら売上あがる」と説明できればいいのですが、
ロゴって短期間で売上に関わる訳でもないので難しいとは思います。
デザイナーの立場でいうと「ヒアリング不足」「力不足」だったかと悩むこともあります。
しかしトピ主様は経営者です。人間が動くという事はお金が動くってことです。
いいロゴでも赤字になったらボランティアです。
もしかした、自分の中に案があるのかもしれませんよ。ラフをクライアントに描かせてみてはどうでしょう?
同じような事を目にした事ありますが、僕の場合は、結果発注元が何となくしかイメージを持っていなく作った物の発注元が良いか解らず何案も要求してきました。結果お断りする形となりました。
俺も同じような経験したことある、たった数ページの、しかも既存サイトの一部を作る(つまりある程度テイストは決まっている)を何回も意味不明な修正を受けて週2ぐらいで修正して1ヶ月半以上やったことあるぞ。
しっかり作るものが決まっていれば2日作業なのにな。
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