デザインセンスを高めるために最も重要な考え方や行動は何でしょうか?頭が固く、せっかちで結果論主義的な私でもデザインセンスを磨くことは可能でしょうか。
いいものを日々見ることですな ウェブはikesai的なサイトがいっぱいあるし一日30分だけでも見るようにして、習慣づけるといいですよあとは何故これがいいデザインとされているかを自分なりに分析してみるとか
見るだけなら出来そうです。ただ表面的な解釈しか出来ないっぽいのでなにかヒントが欲しい
表層はかっこいいとか可愛いとか見た目の範囲ですがコンセプトとかも考えたり想像しながら見るとあーなるほどーとか
ありがとうございます。
デザインとはロジックそのものなので、ロジックの結果を追求することは、結果論主義的な人にマッチすると思うけど。デザインはセンスなんていう壮大な勘違いをしていない限りね。
レイアウトではロジックが大事ですね。レイアウトは比較的素早く出来るんです。しかし気の利いたデザインに仕上がる事はありません。
そんなこと言うと他のデザイン厨が暴れ出すぞ!
すみません屁理屈ばかりで、自分でも嫌になります。
レイアウトだけにロジックが存在するんですか?タイポグラフィーはロジックじゃないですか?カラーバランスはロジックじゃないですか?情報デザインはロジックじゃないですか?
全てロジックであれば完全な自動化が可能になりますが、相変わらず人の手でデザインは作られ、仕上がりに差がある。
すべてのデザインが自動化できるとは思わない。ただ、最終的な選択を人間が行うものとするならば、デザイン作業の9割は自動化が可能だと思うよ。もし、自動化ができない箇所があるとするならば、それはデザインを実現するための情報(データベース)が足りないだけ。それは、あなたが言うところの「気の利いたデザイン」ができない理由ときっと同じ。ただ、論点は自動化できるかどうかということじゃない。センスではないという話。
よくわかりました。答えが見えてきました。感謝します。
>そんなこと言うと他のデザイン厨が暴れ出すぞ!そうかもしれないけど、暴れだすのはきっと「デザイン厨」ではないと思う。デザイン厨からは、同意は得られなかったとしても、言ってることは理解してもらえるはず。デザイン初学者や、デザインを横から見てるプログラマーや、デザイナーを管理するディレクター、もしくはデザイン会社の社長あたりの、デザインとの距離は近いものの、実際は自分で深くデザインを追求したことのない人が「デザインとはセンス」という幻影を持つ傾向にあると思う。
その通りだと思う。けど、ロジックの先にあるのはセンスだと思う。
センスがないとルール(ロジック)を時に意図して破ることが出来ないから、ロジックの先にセンスがあるというのは同意。
>センスがないとルール(ロジック)を時に意図して破ることが出来ないから、ロジックの先にセンスがあるというのは同意。
同意。(ちょい「時に意図して破る」っていうのもロジックに含めて良いとも思うけど。)みんなどー思ってるかわかんないけど、デザインセンスってロジックの先の単純にヴィジュアルの事でしょ?とするとロジック周りなんて知識なんだからセンス関係無いと思う。デザイナーならそれで十分じゃない?ロジックの先あるいはロジックと関係なヴィジュアル面のこと気にするのなんてアーティストでしょ。
デザインが100%ロジックで構成されているとか、全自動化ができるかとか、そういう方向に流れてるけど、自分としては、もっと逆説的に言ったつもり。ロジックで証明できないこと、言葉では表現できないこと、いわば暗闇にある神秘的な能力を「センス」と呼ばれている傾向を感じていて、デザインを知らない人が「よくわからないけど、デザインをするには、どうもセンスがいるらしい」という誤解を持っているんじゃないかということ。いや、いや、そうじゃなくて、デザイン作業というのはもっと明るくて、明白で、理路整然としているよ、ということです。非デザイナーの使う「センス」という言葉は、自分では理解できない出来事をすべて神悪魔の仕業にしたてる宗教観に似ているなと。それでいて、科学(ロジック)で証明された時点で、神の仕業が現実になってしまう不思議。それは単に事実を知らないだけ。
皆様ありがとうございます。特にコメ主の言葉には考えさせられました。
>デザインが100%ロジックで構成されているとか、全自動化ができるかとか、そういう方向に流れてるけど、むしろここが根幹の部分だと思う。ほんとコメ主の意見に同意なんだけど、要はロジック外のものはセンスって呼んで、それはデザインという言葉に含めない方がアーティストとデザイナーをハッキリ区別しやすくていいなと常々思ってるんだけどみんなどうだろ。(デザイナーとは?みたいな話しがよくあるけどこれが答えだと今の所思ってて)んで、そこ区別せずにいる人がデザイン=センス必要みたいな勘違いしてると思うんだよねつまりトピ主に言いたいのはデザインセンスって存在しないんじゃない?ということ。
アートワークはデザインに含まれるべきものと考えます。
なぜですか?
見る人の心に直接訴えかけることが出来るからです。その結果物が売れるかもしれないし、評判もよくなるかもしれない。
あーなるほど、確かにそこまで考えるとアートもデザインに含められますね。ってなるとアートとデザインの境界ってやっぱり難しいのでしょうか?
「センスという言葉が誤って使われるのは、アートとデザインの境界が曖昧であるから」という考察は、ある一方で正しいと思います。ただ、それはひとつの可能性に過ぎず、その対象は数学のように唯一の解として表せるものではないとも思います。そもそもが唯一の解はないのですから、たとえば、アートとデザインの話であれば、時と場合によって、アートはデザインに含まれるし、含まれない、でよい気がします。一定の文脈において、話をわかりやすくするために、どちらかをはっきりさせることはあるかもしれませんが、本来はどちらかはっきりさせる必要がないはずです。
私もコメ主と同意見です。アートとデザインの違いは、デザイン勉強中の初心者に話を分かりやすくするために教えることはありますが、あくまで入門レベルでのみ機能する話です。実際にはアートとデザインは相互に影響を与えあって発展してきており、アーティストにもデザイナーにも様々なスタンスがあり、明確に分ける言葉もないし、分ける意味もありません。また、デザインは思想であり、提案であり、1つの答えがある訳ではありません。一人のデザイナーの中に1つの答えはありますが、多数の異なるデザイナーが同じ1つの答えにたどり着く訳ではない。デザインは問題解決の手段であり、さらに思想であると思います。
デザインは左脳と右脳を使った仕事だと思います。ロジックでかなりの部分まで組み立てられますが、そこから先は右脳でのジャンプが必要だと思います。言葉では表現できない、より抽象度の高い伝達方法は、ビジュアルのもつ力です。センスという言葉の定義は共有されていないので難しいところですが、例えば2人のデザイナーの卵がいて、ロジックを全て教えても生まれる差、そこがセンスと言えるのではないかと思います。つまり、センスとは直訳の感覚、ではなくて、適性、に近い意味で捉えています。世の中で一般に言われているセンスという言葉も、適性、に近いのではないでしょうか。
uVFcR7BK/ZJc>センスという言葉の定義は共有されていないので難しいところですが、例えば2人のデザイナーの卵がいて、ロジックを全て教えても生まれる差、そこがセンスと言えるのではないかと思います。つまり、センスとは直訳の感覚、ではなくて、適性、に近い意味で捉えています。
なるほどこれいいですね。1つの良い解としていろいろ考えてみようと思います。
>様々なスタンスがあり、明確に分ける言葉もないし、分ける意味もありません。
意味はあるんじゃないでしょうか?デザインとアート混同してるようなクライアントたまに困りませんか?他にもここがハッキリと分けられれば「センスという言葉が誤って使われるのは、アートとデザインの境界が曖昧であるから」みたいなデザインに対する誤解がほぐれるんじゃないかなっていう意味では意味あるかと
コメ主へ>「センスという言葉が誤って使われるのは、アートとデザインの境界が曖昧であるから」という考察は、ある一方で正しいと思います。ただ、それはひとつの可能性に過ぎず、その対象は数学のように唯一の解として表せるものではないとも思います。
そーすね自分も基本「デザインとは」的な話しで唯一の解は難しいかな、と思ってるんですがどこかで「難しいだけであって実は唯一の解があるんじゃないか」と考えてみて、むしろ無理やりかもしれないが唯一の解をしようとしているフシがあるんでしょうねおれ。
> ロジックを全て教えても生まれる差、そこがセンスと言えるのではないかと思います。一般的な語彙で捉えるならば、その通りだと思います。ただ、それをデザインに置き換えるならば、そのセンス(適正)の正体はロジックだと私は考えます。目の前に膨大なデザインの選択肢があるのなら、どれを選んで、どのように組み合わせるかは、デザイナーによって結果が変わって当然です。その中でデザインの優劣をつけるならば、明らかにそこにはセンス(適正)が絡んでくるでしょう。しかし、近年の機械学習テクノロジーの中に、あらゆる統計データを組み込むことが可能ならば、おそらくは人間のそれよりも優れたデザインが一瞬で導かれるのではないかと思います。なぜならば、デザインはロジックでできているからです。機械にセンスは必要ありません。必要なのは情報(統計データ)です。人間においてのデザインセンス(適正)とは、膨大な選択肢の中から最適な組み合わせを選択する能力だと私は解釈します。しかしながら、それはいたってロジックです。もちろん、これは極論です。(現代の)機械には到達できない人間の領域はあるでしょうし、逆に人間には到達できない領域もあるでしょう。
先回りして自戒しておきます。なにをもって「うつくしい」とするか、なにをもって「最適」とするか、その解をロジックとして機械に伝えるのは、人間にほかならないわけなので、そのロジックをつくる作業には、もしかしたら「センス」と呼ばれるものが必要なのかもしれません。
>> ロジックを全て教えても生まれる差、そこがセンスと言えるのではないかと思います。>一般的な語彙で捉えるならば、その通りだと思います。ただ、それをデザインに置き換えるならば、そのセンス(適正)の正体はロジックだと私は考えます。同意
いろいろあるから一概には言えないけど。経営者と直接案件をやりとりする。これが一番成長が早い。デザインセンスというのはビジネスのことを理解していないと一定以上は上がらない。それよりもっと業務範囲が狭い次元のデザインセンスであればどうすれば良いデザインができるか、そもそも良いデザインとは何か、ということを起きてる間ずっと考えている執着力。
あと、厳しく聞こえるかもしれないけど、本音を言えばもともと光るものが無い方の場合は、デザインセンスを著しく上げることは無理だと思います。私は会社を経営していてデザイナーは8人ばかり雇用していますが、自身の経験に限ると、現在のところ、以下のことが言えますね。
というわけで、私の会社の採用は以下のようになります。
センスが貧しいけど、やる気があり真面目な人を雇ったことは昔は何度もありますが、残念ながら成功したことはありません。
やはりセンスというものは、数年の訓練で身につくような軽いものではなく、それはその人が、生まれてからこれまでどのような気質でどれだけビジュアル的(および情報編集的な思考性)なことに興味を持って生きてきたか、ということと密接に関係しているからだと考えています。
そのような人生そのものに関わっていることに対して気楽に「あなたは成長できる」とは言えなくなってしまいました。
簡単に言えば向き不向きが確実にある職業です。
ただし、制作会社は星の数ほどあり、デザインは人件費がほとんどですから給料や仕事内容にこだわら無い限り多くの人がプロのデザイナーになれてしまうという現状があります。
ただしその中でデザイナーとしての明るい将来があるのは一握りです。これが現実だと思います。
あなたに光るものがある前提で現実的なアドバイスをすると、基礎が身につく良いデザイン会社に就職する、しかないと思います。
そこで2〜4年間修行すれば、基礎は身につきます。あなたの才能が開花するのはそこからです。
丁寧にお答えいただきありがとうございます。業務範囲が狭い意味でのデザインセンスに関して悩んでいます。仲の良い同僚からセンスが無いと何度か言われた事がありますし、自分のデザインに満足した事はほとんどありません。今後は少し考え方をかえてみます。
センスねーセンスにも考え方色々ありますが。デザイン力であれば、目的に応じたデザインが行える事、提供するサービス、事業を徹底的に理解し物の価値を広げ、整理する力を身につける。あとは色々なものを観察してマネしてみよう。自分が何を見て感動するか知ろう。まずは自分の事を知ること。
観察してみます。普段あまりしてません。観察コストが惜しいのです。
模写するといいよね。ほんと。
やってみます。
造形力は十分に備わってるという前提なら、あとは客観性かなー。第三者視点を持てるかどうか。デザインが伝えようとしてる事柄がちゃんと他人に伝わってるかどうかを検証できる目。どれだけ当事者としての自分から離れられるかどうかだろう。
私は泥まみれになるのが好きです。
来世に期待して今世を早く終わらせること。
生きる!!!!!!!
みんなの回答 7 件
いいものを日々見ることですな ウェブはikesai的なサイトがいっぱいあるし
一日30分だけでも見るようにして、習慣づけるといいですよ
あとは何故これがいいデザインとされているかを自分なりに分析してみるとか
デザインとはロジックそのものなので、ロジックの結果を追求することは、結果論主義的な人にマッチすると思うけど。デザインはセンスなんていう壮大な勘違いをしていない限りね。
いろいろあるから一概には言えないけど。
経営者と直接案件をやりとりする。
これが一番成長が早い。
デザインセンスというのは
ビジネスのことを理解していないと一定以上は上がらない。
それよりもっと業務範囲が狭い次元のデザインセンスであれば
どうすれば良いデザインができるか、そもそも良いデザインとは何か、
ということを起きてる間ずっと考えている執着力。
センスねーセンスにも考え方色々ありますが。
デザイン力であれば、目的に応じたデザインが行える事、提供するサービス、事業を徹底的に理解し物の価値を広げ、整理する力を身につける。
あとは色々なものを観察してマネしてみよう。
自分が何を見て感動するか知ろう。
まずは自分の事を知ること。
模写するといいよね。ほんと。
造形力は十分に備わってるという前提なら、あとは客観性かなー。
第三者視点を持てるかどうか。デザインが伝えようとしてる事柄がちゃんと他人に伝わってるかどうかを検証できる目。どれだけ当事者としての自分から離れられるかどうかだろう。
来世に期待して今世を早く終わらせること。
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