ディレクションで悩んでます。
私はデザイナーとして修行中の身でそのことをクライアント様も知ってらっしゃるのであまり対等に話せずにいます。
とりあえず、やりとりを見て頂いてアドバイス頂けたらありがたいです。
前回の打ち合わせの内容:お年寄りもターゲットに入るからそれ意識してもう一回サンプルお願い。
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私:サンプルを見せる
クライアント様(以下ク):どこかで見たことある感じなんだよなぁ。うちしか無いものを作らないと意味ないんだよ。
それに、信頼してもらうためにも暖かい感じを出して欲しい。
私:こちらからクライアント様が提示されたターゲット層にはこういう文字の大きさやこういう色が有効ですのでこういうデザインになったんです。ってことを易しくわかるよう説明する。(数日前にお年寄りの色彩感覚についての資料送信済み。そこでお年寄りはコントラストを大げさに出したくらいの方が読みやすいことなどを伝えてある。)
ク:うちにしかない新しいものが作りたいんだ。
私:あまりに大それた事をやると、インパクトは大ですが、逆にお客様に見てもらえないことがあります。
ク:別に新しい=大それた事ではないです。
私:確かに・・・そうですね。すいません。では、〇〇さんにとって新しい感じ?ってどんな感じですか?
ク:それを汲み取るのがデザイナーですよね。
私:それはどんな新しい感じか教えて頂かないとデザインするのは難しいです。
ク:それが分からんから依頼しているんだ。それがわからないなら依頼取り消します。
私:無言。
私:では、わかりました。もう一度サンプル作り直します。
ク:はい。
私:それでは、最後に確認させていただきます。(上の話の内容を確認して、それ通りに1回作ってみますってことを伝える。)
ク:クライアントの言うことばっかり聞いてないでデザイナーとしてなんかないの?
私:え!?(それが、始めに渡した草案ですけど・・・orz)
私:はい、すいません。ではまた、改修した案ができましたらご連絡差し上げます・・・
デザインとしては悪くないと思います。
新しいについて聞こうとするとそれはそれで、デザイナーなんだからといわれます。
ディレクション面でもデザイン面でもどうしたらいいのか分かりません。経験豊富な先輩方にアドバイスを頂戴できたらありがたいで
みんなの回答 27 件
そこまでハッキリ言うクライアントも多くはないと思うので、いい修行ですね。
千差万別、同じクライアントはいないので、「新しい」の解釈も千差万別だと思います。失敗や反発を恐れないで色々とぶつけていって詰めていく、後に必ず自分の糧にもなると思います。頑張ってください!
なんで新しいものが作りたいんでしょうね。
新しい=今までにクライアントが見たことが無いデザインって事かしら?
デザインレイアウトはどうやって考えてるんですか?既存サイトなどを参考にしながら?
依頼取り消してもらったら?
クライアントにとっての“新しい”が何なのかを定義しなければ、暗中模索ですよね。
それが初めに渡した草案…とありますが、クライアントの話を聞いて「デザイナーとしてベストのデザイン」は変わるかと思います。(クライアントの考えていることを打ち合わせ時に聞いても、まだ一番最初に出した草案がベスト、と思うならまた別ですが…)
なのでクライアントの意見をくみ取って、その中に自分の考えであったりを入れていくものかと。
また、「新しいことをやりたい」というざっくりとした要望を言うということは、クライアント側もどういうことをやりたいのかはわかっていないのかと思います。なのでいくら「新しいことってなんですか?」と聞いても延々答えは出ないと思います。
根幹的なものとして何を求めているのか、というのを打ち合わせなりで探っていくのは、やはり制作者側、ディレクションのやるべきことかと思います
そもそも、キチンとゴールの設定をしているのかな?
デザインなんて目的の為の手段な訳で、その目的の為にこのデザインした意味を説明すれば良いのではないでしょうか?
再度、デザイン案を出す前にクライアントの言う「新しい」を定義する必要があると思うので、既に世に出ているサイトで新しいと感じるサイトをクライアントへ挙げてみてはどうでしょうか?(クライアントが時間を割いてくれるかどうか別として)そこから話しを詰めていく感じで…お互いの方向性の合致が必要だと思います。
「新しい」の定義が見えないと着地(ゴール)できません。
クライアントの言う「新しい」がWebを利用してのサービスだったり、ビジュアル面だったり、動き(インタラクション)だったりします。
理論に理論を重ねて、その理論にどれだけ正当性があろうが、言ってもわからない人、もしくは理解しようとしない人はいます。ほんとの意味で「新しい」を求められているのであれば、「新しい」を開発するだけですが、たぶん、トピ主の例は、理論とは関係のないところに問題があると思います。
デザイナーです。
クライアントとこういう話をする機会も多いですが、トピ主さんのケースではほぼ全面的にクライアントが正しいように思います。
私はデザイナーと名乗ってディレクションもコーディングもすべてやるので、クライアントの頭の中を整理していくのも仕事のひとつだと思っています。
別にそういう人でなくても、クライアントと打ち合わせる機会を持つデザイナーなら、案件ごとにクライアントが言っていることに対して、自分なりの提案をしながら方針を決めていくことが仕事なのではないでしょうか。
他の方も指摘されていますが、トピ主さんのケースでは、トピ主さんご自身の自信の無さや提案力の無さがクライアントに伝わりすぎて、クライアントとの信頼関係が薄いのではないでしょうか。
クライアントが持つイメージを聞き出すなら聞き出すで、なぜ聞きたいのか、それに基づいてどういうクリエイションに繋げていくのかを説明するべきなのかも知れません。
(もっとも、そこを説明しても「新しいって何?」の答えはクライアントからもらえるとは思えませんが)
冒頭の会話もベクトルがずれていて、クライアントは感覚論(おそらく美術的な雰囲気)について話をしているのに、トピ主さんは視覚設計上の理論を掻い摘んで説明しているに過ぎず、クライアントからの指摘や要望を吸収できていません。
クライアントからのセリフにもあるように、デザイナーとしてこの案件についてどう考え、どういった方針で何に重点を置くべきか、どういった美術設計・視覚設計を行なっていくべきかを提案するというのが、本来のデザイナーの動き方です。
クライアントにこう言われたからこうする、ああ言われたからああする、ではなく、トピ主さんがクライアントの要望を聞いた上で、それらの要望を満たしつつ、更に足りないと感じる点やジャンプできると感じる点のアイデアを上乗せすることが重要です。
新しいのを、て言ってるのに大人しめで無難なのしか出さない(?)から、クライアントはイライラしてるんじゃ?
老人だからうんぬん、は一度捨てて、考えてみたら?
難しいクライアントではあると思います。しかし、簡単に謝ってはいけません。自信のある態度で接さない事にはクライアントには伝わらないですよ。あと、無言良くないです。言葉がでなくなっても、無理矢理喋ってください。言い訳や時間稼ぎでイイんです。そうすれば、話し合いの展開も変わるはずです。恐らく、人として信頼されていなから納得してもらえないだけで、実はそんなに個性的なデザインは求めてないんじゃないですか!?
おそらく、クライアント様は、他者とは違う特別なものを求めていて、それを言い表す言葉が「新しい」となっただけで、新しさを求めているのとは違うのではと感じました。
クライアント様と話し合って進めるのも時と場合によりますので、この場合は、再度デザインを提案してクライアント様の「いいね!」を頂いてから、ターゲットなり目的なりをデザインに落とし込んでいく方向がベターかと思いました。
>「新しい」を一緒に見つけていこうと考えています。
これいいと思うよ。デザイナー、ディレクションを主にやってるもんです。
トピ主が経験していることは「一度は経験する事」みたいモノだから大丈夫。
さて、本題だけど、トピ主はどういう経緯で依頼をうけたのかな?クライントが抱えている問題はなにかな?原点に戻る事で忘れていた発想が見つかるかもしれないよ。
次にクライアントを理解しているかな?例えば私がトピ主にその会社ってどんなところ?と聞いて応えれるかな。もちろんマニュアルな応えではなくトピ主の声としてね。
ひとまずココらへんを抑えておけば、WEBをとおして伝えるべきモノに対してクライアントと話す事ができると思います。(立場が逆ならどう考える。とか。何をポイントとして作業を依頼する。※今回のケースだと特徴になるのかな。)
デザインとディクションを兼務するなら抑えておくべきポイントだね。
「このサイトにしかない特徴がほしいだ!」という要望は多々あります。
この話題が出来る時は、特に何も無いけど何を求めるタイプと、クライアント自身が仕入れたネタや目新しい事を取りえれたいタイプ。後者は業界動向を追っていれば話題ぐらいは提供できます。(ここらへんは一歩間違えると大変な事になるので割愛します。)
で、今回の件は前者の様なエピソードですかね。この場合は、とにかく考える事、視点を変えて見る事、調べる事、UXについてもう一度見なおしてみること。そうやって生まれた発想が、トピ主が考えるこのサイトにしかない発想という事に繋がると思うよ。この発想はポンと出る時は出るけど、出ない時は出ない。出ない時は、他の人に話を聞いてもらったり、担当者と話したり、製品や関連製品を実際に使ってみたり。試行錯誤を繰り返してみることかな。
提出しているデザイン自体に自信があるのなら手を動かす事は一休みして、頭をフル回転させてみてください。
単純に、デザインが凡庸なのではないでしょうか。
個性がない、根拠がない、こだわりがない、、の3Kデザインでは?
クライアントさんは広告のプロじゃないので、指示が曖昧になるのは当たり前です。
そこで議論しても仕方ありません。そういう意見が出ないレベルのデザインを作ることを目指しては。
とってもシビアなことを書きますが、一連のやりとり、コメントなどを拝見していると、トピ主さんはあまり人の話に耳を傾けてないように感じます。
自分のことを理解してほしい、受け入れてほしいという気持ちが根底にあるような印象を受けます。
「(それが、始めに渡した草案ですけど・・・orz)」のくだりなど、相手の言うことを納得していないのに、「はい」とか「すみません」とか言ってしまっているあたりが気になります。
そのあたりが相手にも伝わって、不信感につながっているのではないでしょうか。
「デザインは悪くない」と言われてますが、それでもクライアントを納得させられなかったのであれば、それは単なるひとりよがりではないでしょうか。
まずは「クライアントは納得していない」という事実をきちんと受け入れたほうがよいのでは。
なぜ、納得してもらえないのか。
クライアントがほんとうに望んでいることに、耳を傾けていないのでは?
表面上の言葉だけではなく、なぜそう言っているのかを掘り下げて考えてみることも大切です。
「あなたが思うお年寄りにも優しいサイトはどんなものですか?自分たちはプロではないので、そのへんのアイデアを出してもらえませんか?」というのがクライアントの意向なのではないでしょうか。
また、クライアントばかり見ていないで、サイトを利用するエンドユーザーを見ていますか?
お年寄りといっていますが、そのサイトはどんなときにどんな風に使うのが目的ですか?誰にどんな風に使ってもらいたいですか?
お年寄りといっても具体的に何歳ぐらいを想定していますか?PC操作スキルはどの程度の人ですか?比率は男性が多いですか?女性が多いですか?お年寄り以外はどんな人が利用しますか?
そのあたりの落としこみが不足しているのではないでしょうか。
商用で受けるWebサイトは主に2つの目的があると思います。ひとつは、実際のユーザーの目的・需要にかなうこと。もうひとつはクライアントを納得させること。極論を言えば、それさえ叶えば、あとはなんでもいいのです。「新しい」ということにクライアントも、あなたも固執しすぎなのでは? もし行き詰まりが見えたら、別の手段で納得させればいいだけなのですから。
そもそも、目的としてはクライアントの会社のPRのために作ってるはずだよね?
お年寄りに見やすいためのサイトを作るのが目的じゃないんだよね?
ちょっと自分の意見ばかり通し過ぎだと思う。
人の意見をうまく汲み取って、適切な形に落とし込むのもデザイナーの仕事だと思うので。
クライアントが高校生のあなたに制作を依頼した理由はなんなのだろ?
別に営業がいてそこからの依頼なのだろうか?さすがに別の営業マンから契約して高校生が来たら「はぁ?」ってなるかも。あなた自身が契約段階からやっているなら、なにをもってあなたが選ばれたのか知りたいな
トピ主です。進展あったので皆様にご報告致します。
今朝、「新しい」に近いと思われるサンプルを2つ程お送りしました。(既存サイトではなく自分でデザインしたもの)
一つはトレンドと言われる要素を入れる事で新しいに繋がるかなと思いデザインしました。
二つ目はクライアント様の他の要求にも応えつつ、デザイナーとしてこだわりを持った作品になりました。もちろん「新しい」と思われる要素も組み込みました。
とりあえず、その二つを見せてクライアント様の感想を聞いて何かひとつでもクライアント様の思っている「新しい」を見つけられたらと思っています。
もし、クライアント様のおっしゃっている「新しい」がすごくサイトのデザインを考える上で大切な言葉かもしれないし、もしかしたらクライアント様の満足で終わってしまうような、エンドユーザーには逆効果を及ぼす「新しい」かもしれないし、ただなんとなく「新しい」っておっしゃっているだけかよくわからないのでその、最終的に見えてきた「新しい」の内容によって次の対応を決めようと思います。
いいなー。
自分が高校生のころなんて、遊びまわってました。
クライアントとやり取りしながら仕事していこうだなんて発想自体なかったな。
若い人が頑張ってるのは嬉しいです。
私が先輩デザイナーに言われて、今も戒めにしている言葉は、
「クライアントもユーザー」
です。
デザイン見せて、言葉を尽くしても伝わらないのだったら、
それは他のどんなユーザーにも伝わらないものだと思います。
良い仕事されてくださいね。
Web制作業界15年目のアートディレクターです。
ひとつ、念のため書いておきますが、トピ主さんが自分で「良い」と思っているであろうデザインは、プロの目からしたらその評価はあなたの1/10にも満たないと思ってまず間違いありません。
トピ主さんが大天才で、経験豊かな第一線のプロと同じレベルの目とセンスと経験と技術を持ち合わせているなら話は別ですが、経験上学生さんの成果物というのは「これでどうだ!」と本人が思って出したものが、プロからすると一笑に付すレベル、ということが非常に多いです。
例えばこのアーカイブサイトのeditor picsに挙げられているようなデザインと競り合っても遜色ないレベルでもない限り、そもそも単純にトピ主さんのデザインの質が低すぎるという可能性は捨て切れません。
上がってくるデザインがダサいから野暮ったく見えて、「そうじゃなくて、新しいものを」と言われるというのは実際の現場でも1年生デザイナーがよくぶち当たる壁です。
自分のデザインを過信せず、第一線で活躍する会社や個人の作品と勝負できているかどうかを常に念頭に置いておきましょう。
老婆心ながら。
Webデザインリンク集・ソーシャルブックマーク - straightline bookmark | Web Design Boo...
http://bm.straightline.jp/大丈夫かどうかなんて、誰にも分からないよ。
今、偉そうに言ってる人だって、明日には職を失ってるかもしれない。
そんな世界。
本人の覚悟とか、意思とか、
そういうものを持ってやり続けるしかないです。
頭の中がごちゃごちゃしているなら、手を動かすよりも書籍を読んだりして頭の整理をしたほうがいいよ。トピ主さんのスタートダッシュは人よりだいぶ早いから焦らなくていいよ。手段が目的にならないように気をつけてね。
ディレクターです。いろいろ焦る気持ち、どうすればいいかわからない、という気持ちは超わかりますが、今自分にできることを精いっぱい謙虚にやって、いっぱい失敗したらいいと思います。
コレ!というように変に意地になって、凝り固まってしまうのが一番よくないので、上の方の言うように気分転換もいいかもしれません。
アートディレクターです。クライアントとの打合せというのは、別の方が言っているように経験がものを言います。
サンプルを見せて、口頭で説明するだけになっていませんか?
人に物事を伝えるのはとても難しいのです。説明した事の半分が伝わればいい方と思って間違いないです。
私はそういうクライアントの場合、ネットリテラシーに応じたプレゼン用の書類を作ります。文字の部分に矢印を引っ張って「○歳~○歳の方が一番見やすいと○○の統計に出ている○px使用」又は「○歳がよく利用される○○サイト(有名なもの)と同じ文字のサイズ」といった説明書きをします。デザインの後ろ盾も出す事でデザイナーのひとりよがりではない、という安心感を与えます。
資料はカラーでプリントアウトして、相手と自分のものを用意、合わせてネットで実際の画面を見ながら説明出来るように準備。たとえヘボくても、大事なわが子が一番良く見えるように着飾らせます。ちなみに、プレゼン用資料の制作にも経験がものを(略
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