制作料金の値引き対応について。
以前、営業の人に「実際より多めに見積もりして、客が高いと言ってきたら『分かりました。御社だけ特別に赤字覚悟で値引きさせていただきます!』と言って、本来の料金を提出する」という話を聞きました。
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その時は私も納得して凄いなー営業テクニックだなーと感じたのですが、よくよく考えると、これって意味なくないですか?別にお客さんはお得に感じることも恩に感じることもないと思うのですが。
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ECサイトなんかでクーポンやポイントで割引があるとお得な気はしますが、固定費(人件費)が大半であるWeb制作でそれをやられても効果ないと思うのですが、皆さんはどう思いますか?
みんなの回答 6 件
大阪だと「とりあえず値下げさせる」が基本だから、一枚壁作っとくのは有効だなー
どうせ客側も人件費から適正料金を逆算なんてできないし、客側担当者は「いくら値引きさせた」がひとまずの手柄になるし。
そんな文化なもんだから、どこもそうしてくるし。
東京でどうかは知らない。
自分が客の立場で考えてみ。
あなたは事務所を持つことになりました。
おしゃれな内装にしようと思い、内装デザインを頼みました。
内装デザイナーが、120万円の見積もりを出してきました。
オーダーメイドのため、高いか安いのかピンと来ません。
本来の価格がわからないからです。
でもここで
A 単に120万と書いて内訳が書いてあるだけ
B 150万と書いてあり、値切ったら「御社だけ赤字覚悟で120万にします」と言ってきた
Aだと、120万から一声、値切りたくなりませんか?
Bだと、とりあえず30万やすくなったな、相場はようわからんけど、
という一応の納得感がありますね
特別お客さんには安くすると言われれば好印象です。大抵の人にとっては効きます。
お得に感じちゃうらしいから、買い叩くという馬鹿な真似をするんだよね。
本当に理解のあるクラは、値引かないから、こちらも馬鹿にその分乗せなくてすむし、鬱陶しい駆け引きがなくて済むから本当にスムーズ。
もちろん、値引かないので必然的に高いんだけど、その分時間を多くつかえるので、結果的に納品物に差がでる。
WEBに限らずCIなんかだと露骨に集客にも影響が出てくるから、何でもかんでも値切るのはむしろ逆効果だと思う。
品物を売るわけじゃないので、どう値切ったって安いなりにしかならんからな。
「フィーリング」として「買い物をしてよい場所かどうか」を感じさせてあげられるかどうかが重要なんじゃないかな。そのもっとも分かりやすい方法が「値引き」ってだけで、別に「値引き」自体にあまり意味はない。
トピ主は制作会社が販売しているものは
オーダーメイド品ということを理解した方がいいです。
世の中のオーダーメイド品はなんでも料金交渉ってのがあります。
体育館を作る、ビルを建てる、家を建てる、内装工事をする、
靴を作る、アートを依頼する、オーダーメイド品はなんでも。
そのときに交渉するのは、
お互いの落とし所を探すためでもあり、
どっちが少しでも得をしよう、というだけの話ではないですね。
料金交渉ができない(交渉のハートが鍛えられてない)人は
大きな受託案件できませんよ。
大きくなればなるほど必ず料金交渉は入るものです。
よってこれは基本スキルです。
トピ主は料金交渉をするハートが弱いからしたくない、というのを
料金交渉が必要ないという理由付け、にすり替えているだけ。
単に億劫でやりたくない、という自分を認めることがまず大事と思います。
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