「イノヴェイション」って言葉をみんな安易に使うけれど、革新的なテクノロジーに依存しすぎたら、明日か、来週か、来月のことくらいしか考えられないんじゃないでしょうか? どちらにしても「新しさ」を競い合っている領域なので、その飛距離は最大でも来年くらいにしか届いていない(笑)。現行のテクノロジーに則して想像力を広げてみたところで、技術の方がイマジネーションを追い抜いちゃっているんですよ。
でも、そもそもアートの紡いできた歴史的時間軸を考えれば、テクノロジーの進歩いかんなんて関係ないんです。ナスカの地上絵やラスコーの洞窟壁画にしたって、顔料、絵の具が当時の先端テクノロジー、そしてメディウムだったわけで、いつだって人間はその時代の最先端を利用して表現を重ねてきた。その表現が、本能的なものなのか、宗教的なものなのか、はたまた情念か、感覚か? さまざまですが、だからこそぼくは、1万年以上前から現在、そして、この先最低100年、さらには1,000年後くらいまでの未来をイメージした時間軸上での行為を心掛けたいと強く念じています。
みんなの回答 3 件
今日を生きない奴に明日は来ない
なんか怖い
マスターヴェイションの飛距離は22.4cmだったな
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