自分のデザイン力に限界を感じている30代のWebデザイナーです。
やり直しになることなどはほとんどなく、仕事としては成立していますが、
自分の指向としてはグラフィックデザイナーのような「絵としてキレイなデザイン」ができるデザイナーになりたかったので、理想像とだいぶかけ離れています。
見やすくて使いやすくて、お客さんが満足してくれていればそれでいいのはわかっているつもりですが、超えられないセンスの壁のようなものがあり、つらいです。
会社では同じ業種のデザインを行うことが多く、デザイン性や今っぽさはほとんど求められていないのですが、そんな中でも他のデザイナーさんは時間内(おそらく)にいつも絵としてステキで今っぽいデザインに仕上げ、デザイナーとしてとても素晴らしい仕事をしていると思います。
対して自分の場合は、こういう表現いいなぁ、と思って試してみてもどこか野暮ったくなってしまったりして、いまいちな仕上がりになることが多いです。
くらべるのはよくないと思いながらも、いつも比べてしまいます。。
こういうスランプのようなものを乗り越えた方、またはほかの仕事に転職した方など、お話うかがえたら嬉しいです。
13 件の回答
デザインを洗練させるために私が特にこだわるのは、余白、テンポ、書体、色ですね。所謂グラフック的なデザインの基礎としてテンポ(余白のテンポ、文字のジャンプ率など)と色彩設計は特に大事だと思うので、その辺りのキーワードから自分なりに勉強し直してみてはいかがでしょうか?
仕事じゃなくて遊びとして知り合いのデザイナー集めて1つの課題で作品作るイベントみたいなのやったらどうかな。遊びだと弾けられるから面白いのできるかも。
あと、人が目をつけてないけど自分はカッコいいと思うものをコレクションして研究してたらそれが武器になるかも。
なんにせよ勉強のつもりだと既存のパターンをさらって大人しくなりがちだけど、バランス悪いものをなんとか成立させるとか、普通のものから逸脱する道を探ってみるのはいい経験になると思う。
初めまして。自分も何年か前に全く同じことを思い悩んでいました。現在37歳です。
結論から言いますと私はデザインから離れ、現在はディレクターとして進行管理メインで業務を行っています。
デザインをしている時はByY7rgさんが仰られているのと同じく、お客さんに見やすく使いやすと感じていただき満足してくださってはいたものの、同僚でセンスあると感じる方が作るサイトで見られるような華やかな表現を自分ではうまく形にできずにいました。そして社内に人が入ってきたりする中で自然と今の立ち位置にいる状態です。
正直申し上げると私は今でも、自分がどうありたいかを見つけられていません。
ただ、きっと適材適所があるんだろうなと思います。
豊かな表現でデザインができる方はそれを活かせるサイトを作成し、堅実なデザインができる方はそこで力を発揮する。それでハッピーになる人がいればそれは良い事と思います。
尚、私は転職をしていませんが、自身の進みたい方向性が定まり、その道を邁進できる環境が他社に感じられたら転職しようと思います。(歳が歳ですし家族もあるので正直不安もありますが恐れず頑張ってみたい気持ちはあります)
もしデザインの道を進まれるのでしたら、ByY7rgさんに出来る最高の見やすさ・使いやすさを意識したデザインを突き詰める形も有りではないでしょうか。UI・UX設計力を武器にできればそれは大きな強みになると思います。私も今の仕事を続ける限りはその力を高めていけるよう努めています。
あと、ご自身でデザインが野暮ったくなるとおっしゃられていましたので、社内のデザイナー同士でデザインレビューを行い客観的な意見をもらってはどうでしょう。本当に野暮ったいのか、もしそうなら原因は何か突き止めやすいと思います。その改善案も意見として出てくるかもしれません。それを蓄積していければ今後のデザイン時にきっと活きてくると思います。
ByY7rgさんが全く他人の気がせず、つい長文になってしまってすみません。正直参考になるかわかりませんが同じ業界で働く同年代として応援しています。そしてこれからも自分の出来る形で関わる人たちをハッピーにしていきましょう!
良い子をやめる。UI/UX を気にせず字を小さくしてみたり。ネヴィル・ブロディやステファン・セグマイスターらのデザインは、決して情報伝達として優れてた訳じゃない。たた画としてインパクトがあった。そういうのしてみたら?
気持ちすごくわかります!
センスある人にはどうしても敵わないです。
私もほどほどのものは作れますが、飛び抜けたものはないので、ちょうどいいところでいいように使われてますよ(笑)
向いてるかどうかでいうと、全然向いてないし、もっと得意なもので戦った方がいいかなと思ってます。
でも、ある程度自分が情熱持てないと、続かないし、つまらないです。
向いてないデザイナーを続けて、苦労ばかりの連続でしたが、それなりでも別にいいのかなと最近では思ってます。
人と比べてどう思うより、自分でやってみてどう思うかを大切にしてみては…。
デザフェスとかでグッズ作って売ったりしてる。仕事は仕事と割り切って個人活動でやりたいことやってる。
デザインを洗練させるために私が特にこだわるのは、余白、リズム、書体、色ですね。
所謂グラフック的なデザインの基礎としてリズム(余白のテンポ、文字のジャンプ率など)と色彩設計は特に大事だと思うので、その辺りのキーワードから自分なりに勉強し直してみてはいかがでしょうか?
それと私はいつも、最初のイメージだしの時点ではパソコンを使わないようにしています。
パソコンから離れた環境で、その時のコンセプトや要件を頭に入れて浮かんだイディアをスケッチするようにしています。
はじめからパソコンに向かってしまうとパソコンの中でできる事としか出てこない気がするので…
私はそんな感じでデザインしています。
そういう環境にいること自体が羨ましい
センスのあるなしは多少はあるだろうけれど、うらやましいっていうのはとても失礼なこと。
ほとんどの人がセンスは努力して磨いたもので生まれもって出来る天才なんてほとんどいないと思います。そしてあなたにだって素敵なデザインを作るチャンスはあるはずです。
「試してもどこか野暮ったくなる」と自分でわかってるのはまだ希望あるのではと思います。自分でいいなって思うまで作りこむ努力をすればいいんです。それがセンスの磨き方なんですから。そして時間が経てばそのデザインも下手だなぁって思うようになります。それが成長のしるしです。長く辛い作業ですがその繰り返しです。
Re:2
ありがとうございます。
そうですね、基本的なことから改めて勉強し直すべきかもしれません。打破するには、勉強するなり何かコツコツ行動するしかないですよね。
Re:3
ありがとうございます。
仕事外でデザインしてみるのは良さそうですね。
自分の力が信じられなくなってきてから、勉強&研究不足に陥っていた気がします。
WEBデザインは
視覚面(意匠・要素配置等)に対し、整理・再構築・意匠等を施すことである。
とあります。
建築、プロダクトも、印刷物も
見た目きれいなだけでなく、機能性を考えたものをデザイン=設計しているという風に考えれば
センスがないという点では見た目を考えすぎてるからだと思いますよ。
見た目というのはまやかしでもあるので、一般の人が認識(流行りはともかく、モダンと称する
ものは、地域によって時代がずれていることもあります)に過ぎないので
それは速やかに対応して、その先の商売としての戦略に十分な設計ができたか?
作って終わりではないですよね。反響、反省。未来の予測。
そういうことを考えるとデザインはWEBと同じで生き物だなあとおもって面白いと思っています。
Re:4
初めまして。同じ悩みをご経験されたとのことで、とても参考になるご意見をいただけて嬉しいです。
今はデザインから離れておられるのですね。
豊かな表現でデザインができるデザイナーになりたい気持ちが強かったので、身近な人がそれを実現しているのを見るとどうしても落ち込んでしまいますが、ずっとそれに固執していても仕方がないと思えてきました。
これからは、できていることにもっと目を向けて、伸ばしていきたいです。
デザインレビューも折を見てやってみたいと思います。
本当にありがとうございました!