-
1:ID:BQfYcc · 2019-04-16

長年ウェブデザイナーの仕事をしてきましたが、低単価で多くの仕事を取る会社の方針に疑問を
感じるようになりました。ひと昔前までは会社のデザイン力が魅力で、だからこそ
今の会社に転職をしてきたのですが、デザインすることより管理することが多くなりました。
特に最近は外部業者へのディレクションばかりで自分でやるほうが早い仕事も、
わずかな費用で外部に依頼しています。うちも下請けで仕事をしているのに
更に外注しているのでとても安い金額で仕事を頼むことになっています。
ここ数ヶ月で多重下請けの歪みがでてきており、大幅にスケジュールが遅延する仕事もでてきており、
元請けからのプレッシャーが辛くなってきました。元請けはうちが外注していることを知らないし
事情の説明が難しいです。
これが続くのであれば転職する他ないとも考えています。

ひとつの会社でなん年も働いてきたので今のデザイン会社がどうなのかわからないのですが、
どこの会社も今は内製せずに外注が基本なのでしょうか。
知人に聞いたのですが、外注で制作会社を回すのが
効率的で賢い、みたいな風潮があるようなのですが・・
みなさんの会社はどうでしょうか。

5 件の回答

2:ID:zvjxJp · 2019-04-16

私の会社はいわゆる少数精鋭(ブラック)で、内製もしますし外注もします。比率でいえば圧倒的に内製です。
どこの会社も内製せずに外注なんて事は、この世に外注先が存在する以上嘘だと思っていいです。ただし、ただ作るだけの作業の価値が下がっているのは否定出来ません。単純作業以外で価値を見出し作業は安くで外注した方が利益を確保しやすいというのもまた事実で、そういう会社が増えているのだと思います。
しかし、問題は内製か外注かではなく、内製だろうが外注だろうが、仕事量に対して労働力を確保出来ていない事が原因ではないでしょうか?
その理由は存じ上げませんが、個人的な感覚だと、そのままだとキーマンから居なくなって崩れていく体制の会社だなという印象です(あくまでも一個人の感覚値として)。
マネジメントの仕事を任せられているとの事ですが、正直に現状を社長なり上司なりに報告すべきかと思います。私もマネジメントの経験がありますが、そういう場合のプレッシャーがやはり一番きついです。嘘偽りなくどうにもならない状況だと報告して、会社がヘルプを出すのか、単価をあげるのか、人員配置を変えるのかなど、どう対応するのか判断した方が良いと思います。
いろいろ考えすぎではないでしょうか。

3:ID:r0a.cG · 2019-04-16

うちも少数精鋭ブラックです。ほぼ内製100%です。
自社ブランドのデザインに拘っている部分もありますが、良い外注先に恵まれたこともないのが実情で、外注した際のクオリティ管理が難しいなと感じているのが大きいです。

4:ID:nLd.Zi · 2019-04-16

うちの会社は長時間労働が問題になり、仕事量的に現在の人員では内製出来ないという結論にいたり、ワイヤーフレームのみ内部で作り、細かいデザインは全てフリーランスの外部スタッフに作ってもらっています。
外部スタッフさんは確実に超絶長時間労働で割に合わないぐらいの低単価ですが、今はそれで仕事が回っているので今後もこのやり方でやっていく予定です。
うちは直請けの仕事が多いのでまだマシなのかもしれませんが…

5:ID:t2Z.Z8 · 2019-04-16

WEB制作会社に求められる領域って10年前と大きく違っていて、昔と同じような仕組みでやっている会社は結構キツいだろうなって正直思う。

吉野家や松屋で牛丼一杯500円つくっているのと一緒。
早くて安くて、上手さ(美味さ)はある程度のクオリティラインを超えてるもので、究極の上手さを求めてるわけではない。お客にとっては店が多少汚れてても、接客がパーフェクトでなくても安くて早くて美味いから気にならない。
そんな一杯500円でキープし続けるお店側は、単価を抑えて数をこなさないといけない。

一方で、素材にこだわり、空間・接客など体験価値(ユーザビリティ)を考えてる料亭の牛丼一杯は3000円で出すことができる。もちろん原価(WEB制作でいうと工数)は、一杯500円の牛丼よりは掛かっているが、その分利益も出すことができる。

やっている本人がそれに気づいていても、お店がそういう効率優先の方針であればいくらデザインやセンスがあっても一杯3000円で出すことはできないと思う。

振る方(クライアント・代理店・元請け)も一杯500円で安くて早くてある程度の上手さがあるから、それで良いと思って振ってくるクライアントしか付かない。


ちなみ料亭の世界でも外注はする。
それは効率という意味で振っているのもあるけど、どちらかというと最高の一杯を作るために自分たちじゃ作れないものを用意するためにプロフェッショナルな人たちにお願いする。例えば、最高のメニュープランは考えられるけど料理は作れない。料理は作れるけど器は作れない。そんな場合に自分より優れた人にお願いし、効率とクオリティを担保する。

料亭の方に行っているクライアントは、WEB業界全体の20%くらいじゃないかな?
自分がどういう風に今後働きたいかにもよると思うけど、WEBを極めたい(クリエイティブという意味で)と思うなら1杯500円の世界は卒業した方がよいと思うよ。

6:ID:Ep2eSY · 2019-04-16

それは、デザインやりたいと言えばいいのではないのかなあ。

コメントの受付は終了しました。

一緒に読まれている質問

ページ上部に戻る